【イベント報告】12月3日 ぬのでえがく「布絵」の動物(高浜市文化協会×かわら美術館・図書館)

【イベント報告】12月3日 ぬのでえがく「布絵」の動物(高浜市文化協会×かわら美術館・図書館) | 教育普及・イベントレポート

12月3日(日)10:00~12:00、高浜市文化協会・工芸部の方によるワークショップ『ぬのでえがく「布絵」の動物』を開催しました。

本ワークショップは、2018年度より、高浜市文化協会主催「文協祭会員展」の開催に合わせて、各部の方々とともに企画しています。
今年度は工芸部の渡部さんを講師に、色・模様・風合いなどの組み合わせを楽しみながら、様々な種類の布を重ねて貼って絵をつくる「布絵(ぬのえ)」を体験するワークショップを実施しました。参加者は12名で、大人の方と小学生の方が半数ずつでした。

始めに渡部さんに、布絵を制作してきた経緯や布絵に対する思いをお話しいただいてから、制作に移りました。
参加者のみなさんは、6種類の動物の型紙から1つを選択した後、会場に用意した多種多様な布の中から、それぞれの動物を描くのに適した色や模様、風合いの布を探し出します。中には、持参した布を効果的に取り入れる方々も。みなさん、組み合わせる布によって作品の印象が大きく変わってくることに迷いつつも、布選びを楽しんでいました。
布が決まった後は、型紙の形と、型紙にない目や鼻などのパーツを切り出し、講師のアドバイスを受けながら、糊で貼り付けて完成です。
同じ動物でも組み合わせる布でまったく違う作品ができ、みなさんそれぞれにユニークな布絵を描いていました。

最後に、サンタクロースの布絵の型紙を参加者のみなさんにプレゼントしました。家にある布や着なくなったお洋服などを使って、サンタを描いていただけると嬉しいです。

参加者のみなさん、講師の渡部さん、ありがとうございました。

*イベントページ:ぬのでえがく「布絵」の動物(高浜市文化協会×かわら美術館・図書館)

―――――

高浜市文化協会×かわら美術館・図書館ワークショップ
様々な美術等のジャンルに気軽に触れる体験の提供に加えて、会員外の方に文化協会の活動を知って・親しんでもらう機会をつくることを目的に、文協祭の展示期間中、文化協会各部と連携し、それぞれの特性を活かした講座や体験を行っています。(2018年度より実施(2020年度は除く))

文化協会のメンバーの方々は、作品を制作するだけではなく、発表の場を設けたり、外部に出向いて教えたりと、自身の表現活動を楽しく広げており、美術や美術館と地域の方々との間をつなぐ存在です。そのような方々を講師とする講座や体験を通して、参加者が美術を身近に感じたり、自分なりの楽しみ方を見つけることにつながっていくと幸いです。