【イベント報告】8月5日・6日屋根の日コラボ「箸の沈金体験&瓦の箸置き作り」(『KAGAYA 星空の世界展』関連企画)

【イベント報告】8月5日・6日屋根の日コラボ「箸の沈金体験&瓦の箸置き作り」(『KAGAYA 星空の世界展』関連企画) | 教育普及・イベントレポート

8月5日(土)、6日(日)1階スタジオにて
『KAGAYA 星空の世界展』関連企画として
また屋根の日の記念イベントとして
「箸の沈金体験&瓦の箸置き作り」を開催しました。
漢数字の八の字が屋根の形になぞらえられることから
8月8日は屋根の日とされており、当館では例年
三州瓦工業協同組合と協力し企画を行っています。

展覧会と絡めて沈金体験を、
屋根の日と絡めて瓦造形体験を組み
それぞれで箸と箸置きを作ってセットにすることで
両者を橋渡しする企画としました。
輪島塗沈金作家の芝山佳範さん、高浜の鬼師(鬼瓦職人)の山本英輔さんによる
ダブル職人講師での非常に豪華なイベントともなりました。

イベントでは、まず芝山さんによる
黒い漆の箸での沈金体験を行いました。
漆黒の空に金の星を浮かべるイメージで展覧会にちなんでおり
講師には星のデザインでの見本や型紙もご用意頂いてはおりましたが
デザインに縛りは設けず、自分の好きなデザインやアレンジしたデザイン
で取り組まれる方が多かったです。

講師には、カーボン紙で写した下線が見えやすくなるアルミの粉
お子さんでも安全に彫れるボールペン型の自作のニードル
彫りの練習用の漆板等
細々とした事前準備により、初めてでもスムーズに取り組めるよう配慮して頂きました。

箸ができたら、その後テーブルを移って
瓦の箸置きの制作となりました。
講師の山本さんには、複数種類の石膏型をご用意頂き
型を抜いて作ったり、そこからアレンジする方が多かったのですが
既定の粘土量でオリジナルの形に挑戦される方もいました。
こちらは焼成してからの後日お渡しということで一旦お預かりさせて頂き
沢山の小さな鬼たちが乾燥用の板に並びました。

5日の午後、6日の午前・午後の3回開催で合わせて30名の方にご参加頂きました。
当初は6日のみの開催を予定していましたが、多数の応募を頂き
コラボイベントということで特別に開催枠を増やす対応を取らせて頂きました。
沢山の方々の熱意が、展覧会と屋根の日を一層盛り上げてくださいました。ありがとうございました。
アンケートにもご協力頂きありがとうございます。
これからも楽しい企画を沢山予定してゆきます。