【イベント報告】8月19日・20日ライブラリーほんの森OPEN「星の蔵書票-プレス機で刷る本の証」(『KAGAYA 星空の世界展』関連企画)

【イベント報告】8月19日・20日ライブラリーほんの森OPEN「星の蔵書票-プレス機で刷る本の証」(『KAGAYA 星空の世界展』関連企画) | 教育普及・イベントレポート

8月19日(土)・20日(日)
『KAGAYA 星空の世界展』関連企画として
また、当館の図書館機能の本格開始を記念して
「星の蔵書票-プレス機で刷る本の証」を開催しました。
展覧会との絡みから星をモチーフとして設定しつつ、
蔵書票をテーマにすることで、本と美術両方にまたがる企画となることを狙いました。

今回は、銅版画家の武田あずみさんに紙版画で蔵書票を作るワークショップをお願いしました。
版に使用したドライポイントプレートは
ボールペンでなぞるだけで簡単に線をつけることができ
折ったりちぎったりして紙ならではの加工もできる
自由度が高い素材ということもあり、小学生の方でも気軽にご参加頂けました。
また、今回は武田さんにお借りしたプレス機により、
参加者自身にハンドルを回して刷って頂き、
作品が生まれる瞬間を直に味わって頂くことができました。

図書館機能スタッフの協力により、
イベントの冒頭には「ライブラリーほんの森」と『KAGAYA 星空の世界展』会場を巡る
ツアーを盛り込み、参加者の皆様にこの一体となった施設に親しんで頂く機会となりました。
また、イベント会場への参考図書の配置にもご協力頂いた他
この企画では参加者の皆さまに蔵書票を貼りたい自宅の本を持参頂いたのですが、
イベントの最後に行う、その本と制作した蔵書票を並べてのブックトークも担当頂きました。

午前・午後の1日2回、2日間開催で計4回実施し、合わせて43名の方にご参加頂きました。
参加者の皆さま、それぞれお気に入りのモチーフを取り入れつつ
こだわりに溢れた素敵な蔵書票を作ってくださいました。
また、インクを4色、紙を4種類用意したのですが
2色グラデーションなどにも挑戦しつつ様々な刷りの違いも楽しまれており
皆さんの刷った蔵書票と自宅の本が並ぶ会場前方机では
他の方の作品と見比べつつ自然と参加者で会話が生まれていました。

アンケートにもご協力頂きありがとうございます。
今後も図書館機能と連携した企画を展開できればと存じます。