ブラティスラヴァ世界絵本原画展 -絵本をめぐる世界の旅

ブラティスラヴァ世界絵本原画展 | 特別展
ブラティスラヴァ世界絵本原画展 | 特別展

【グランプリ、スイス】エヴェリーネ・ラオベ&ニーナ・ヴェーアレ『大洪水』 ©Nina Wehrle, Evelyne Laube
【第3部出品作、フィンランド】ニコライ・ティーティネン『命のしずく』 ©Nikolai Tiitinen

 スロヴァキア共和国の首都、ブラティスラヴァで2年ごとに開催される「ブラティスラヴァ世界絵本原画展」(略称BIB=Biennial of Illustration Bratislava)は、隣国のチェコ共和国と合わせてひとつの国・チェコスロバキアであった1967年、ユネスコと国際児童図書評議会(IBBY)の提唱により始まりました。2013年秋に開催された第24回BIBには、49か国から362名、2,344点におよぶ作品が出品されています。
 世界最大の絵本原画コンクールである同展は、実際に出版された絵本の原画を対象にしていることが特徴で、芸術性が高い作品や、実験的でユニークな作品が集まることでも知られます。各国内での審査を経てノミネートされた作品は、ブラティスラヴァでの国際審査によって各賞が決定します。今回は、準グランプリに相当する「金のりんご賞」を日本人作家2名が受賞して大きな注目を集めました。
 このたびの展覧会では、第24回BIBより、グランプリをはじめとする受賞作品および日本からの出品作品を紹介いたします。また、特別展示として、受賞した作品以外からも優れたものやユニークなものを多数ピックアップし、絵本をめぐる小さな世界旅行をお楽しみいただきます。

【日本人出品作家】
あべ弘士、荒井良二、井上洋介、軽部武宏、木内達朗、
きくちちき(金のりんご賞)、スズキコージ、田島征三、nakaban、
はいじまのぶひこ(金のりんご賞)、広瀬ひかり、降矢なな、牡丹靖佳

会期 2014年9月27日(土) 〜 11月9日(日)
主催 高浜市やきものの里かわら美術館、読売新聞社、美術館連絡協議会
後援 スロヴァキア共和国大使館、愛知県教育委員会、高浜市、高浜市教育委員会、
高浜市観光協会、NHKプラネット中部、名古屋鉄道株式会社 
協賛 ライオン、清水建設、大日本印刷、損保ジャパン日本興亜
協力 スロヴァキア国際児童芸術館(BIBIANA)、
(一社)日本国際児童図書評議会(JBBY)
観覧時間 午前9時から午後5時まで(観覧券の販売は午後4時30分まで)
※10月25日(土)は「鬼みちまつり」の開催に伴い午後8時まで
(観覧券の販売は午後7時30分まで)
観覧料 高校生以上600円(480円)、中学生以下無料
※ ( )内は前売り、高浜市内居住者および20名以上の団体料金
※ 75歳以上の方、各種障がい者手帳をお持ちの方ほか、割引あり
※ 観覧券は当館のほか刈谷市美術館(前売りのみ)、チケットぴあ、サークルKサンクス、セブン-イレブンでも販売【Pコード:766-358】
(9月26日(金)まで前売り料金、会期中は当日料金)
※ 本展観覧券の半券を刈谷市美術館で提示すると「藤井千秋展」(9月20日~11月9日)の当日券が200円引きになります。(1枚につき1名1回限り有効/各種割引の併用はできません)
※ 刈谷市美術館「藤井千秋展」(9月20日~11月9日)のチケット・半券をご提示いただくと、本展覧会を2割引で観覧できます。(1枚につき1名1回限り有効
/各種割引の併用はできません)
休館日 月曜日(10月13日、11月3日は開館)、10月14日、11月4日