第22回 日本陶芸展

第22回 日本陶芸展 | 特別展

加藤清和「藍三彩 1301」第22回大賞・桂宮賜杯 2013年

 日本陶芸展は、あらゆる陶磁器作品を対象とした日本最大規模の公募展です。「実力日本一の作家を選ぶ」というコンセプトのもと1971年に創設されて以来、隔年で開催され、今回で22回目を迎えました。
 展示のうち、公募部門は第1部(伝統部門)、第2部(自由造形部門)、第3部(実用部門)に分かれています。審査員は陶芸家ではなく、美術評論家や研究者を主体としており、公平で開かれた審査が特徴です。かつての審査員には川端康成、白洲正子、谷川徹三なども名を連ねていました。
 今回は計662点の応募作品の中から、厳正な審査を経て、134点の入賞・入選作品が選ばれました。これに招待部門として重要無形文化財保持者(人間国宝)2名を含むベテランの陶芸作家による15点と、今回は第1回展優秀作品賞受賞者のゲルト・クナッパーの追悼作品1点を加えた、計150点の作品を展示します。
 伝統的な器から前衛的な作品、実用性を重んじたクラフト作品まで、文字どおり日本の陶芸を網羅する作品展です。日本陶芸界最高水準の美と完成度の競演を、多くの皆様にご高覧いただければ幸いです。

会期 2014年1月25日(土) 〜 3月9日(日)
主催 高浜市やきものの里かわら美術館、毎日新聞社
後援 文化庁、愛知県教育委員会、高浜市、高浜市教育委員会、高浜市観光協会、
NHKプラネット中部、名古屋鉄道株式会社
協賛 特別協賛:TOTO
観覧時間 午前9時から午後5時まで(観覧券の販売は午後4時30分まで)
観覧料 高校生以上600円(480円)、中学生以下無料
※( )内は前売り、高浜市内居住者および20名以上の団体料金
※75歳以上の方、各種障がい者手帳をお持ちの方ほか、各種割引あり
※観覧券は当館のほか刈谷市美術館(前売のみ)、チケットぴあ、サークルKサンクス、セブン-イレブンでも
 販売(1月24日(金)まで前売り料金、会期中は当日料金)【Pコード766-002】
休館日 月曜日