ボーダレス・アート・コレクション -芸術がほどいてゆく境界-

ボーダレス・アート・コレクション | 特別展
ボーダレス・アート・コレクション | 特別展

川上建次「赤い兄弟」2010年
安藤昇「NOBORU×DOGS」2012年

 私たちのまわりには、私たちが思い描く美術作品らしい美術作品以外にも多彩な作品表現が存在しています。それはアカデミックな美術教育を受けていない、あるいは公に発表することを目的とせず、私的な理由で作品を制作する作家たちの表現であり、そこにも我々が芸術に求める感動や癒しがあるのです。ボーダレス・アートとは、このような作品表現を幅広く見つめてゆこうという考え方です。
 本展は〈美術的なもの/非美術的なもの〉のボーダー(境界)を揺さぶり、問い直してゆく様々な作品を紹介する展覧会です。今回は特に、これまで紹介されることが少なかった東海地区の作家の作品を中心に絵画、彫刻、建築、工芸品など合計250点以上を展示いたします。
 斬新な発想、荒々しい描線、大胆なかたち、身の回りのものへのこだわり、ユニークな作品の数々に、「創造すること」「表現すること」の原点や楽しさ、自由で純粋な表現の大切さを感じていただければ幸いです。

会期 2014年4月12日(土) 〜 5月25日(日)
主催 高浜市やきものの里かわら美術館、朝日新聞社
後援 愛知県教育委員会、高浜市、高浜市教育委員会、高浜市観光協会、
高浜市社会福祉協議会、愛知県知的障害児者生活サポート協会、
日本福祉大学、ボーダレス・アートミュージアムNO-MA、
NPO法人アスペ・エルデの会、NHKプラネット中部、
名古屋鉄道株式会社
協力 NPO法人はれたりくもったり、みずのき美術館、
「八幡学園」山下清展事業委員会

【特別協力】
鈴木敏春(美術批評家)
観覧時間 午前9時から午後5時まで(観覧券の販売は午後4時30分まで)
観覧料 高校生以上600円(480円)、中学生以下無料
 ※( )内は前売り、高浜市内居住者および20名以上の団体料金
 ※75歳以上の方、各種障がい者手帳をお持ちの方ほか、割引あり
 ※観覧券は当館のほか刈谷市美術館(前売のみ)、チケットぴあ、サークルKサンクス、セブン-イレブンでも販売(4月11日(金)まで前売り料金、会期中は当日料金)【Pコード766-074】
 ※本展の半券を刈谷市美術館で提示すると「レオ・レオニ絵本のしごと展」(4/26~6/8)の当日券が200円引きになります。(1枚につき1名1回限り有効/各種割引の併用は不可)
休館日 月曜日(5月5日は開館)、5月7日(水)