瓦にみる歴史の舞台

瓦にみる歴史の舞台 | 企画展

蝶紋軒平瓦(兵庫・姫路城出土/安土桃山時代・17世紀初)館蔵

かわら美術館は古代から現代まで、さまざまな時代の瓦を所蔵しています。この中には、日本史上の重要な舞台となった場所で実際に使われていた瓦が多く含まれています。日本最古の瓦葺建築である飛鳥寺、古代政権の中で数々の事件の舞台となった平城京や平安京、聖武天皇によって営まれ戦乱などにより度々再建を繰り返した東大寺の瓦、平清盛の登場前夜、院政期に極楽往生を夢みて建てられた六勝寺など、さまざまな古代史の舞台の瓦を展示します。また安土桃山時代の織豊政権やその後のさまざまな大名によって営まれた城郭の瓦なども、それぞれ屋上から歴史を見ていた証人です。本展では、このような日本歴史の舞台に立ち会ってきた瓦を、そのエピソードとともに紹介します。

会期 2012年6月9日(土) 〜 7月8日(日)
主催 高浜市やきものの里かわら美術館
観覧時間 午前9時から午後5時まで(観覧券の販売は午後4時30分まで)
観覧料 高校生以上200円(160円)、中学生以下無料
※「私の八月十五日展」および「カワラで鬼ごっこ」展との共通観覧券となります。
※( )内は高浜市内居住者および20名以上の団体料金
※75歳以上の方、各種障がい者手帳をお持ちの方ほか、割引あり
休館日 月曜日